お悩み別女性の症状
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避妊以外にも色々な効果が期待できます
ピル=避妊」というイメージをお持ちの方も多いと思いますが、実はピルの効果は避妊だけではありません。生理に関わるお悩み、肌のお悩み、更年期障害、骨粗しょう症、婦人科疾患などに対する効果も期待できるのです。
女性が快適に、そして活き活きとした毎日を送るうえで、ピルは心強いパートナーだと言えます。まだまだピルに対して偏見をお持ちの方や、避妊以外の効果をご存知でない方もおられると思いますが、是非、ピルの有効性を知って普段の生活にご活用いただければと思います。
ピルはこんなお悩みの解消に有効です
生理不順
生理不順の方は、次はいつ生理が来るかわからず旅行などのスケジュールが立てにくいということがあるかと思いますが、ピルを正しく服用することでホルモンバランスが整い、一定の周期で生理が来るようになります。
生理痛
毎月の生理のたびにひどい痛みでお悩みの方は、一度当院へご相談ください。ピルを服用することでこれを緩和させられる場合があります。ピルには子宮内膜を肥厚させない作用があり、これにより痛みの伝達物質が作られにくくなるため、生理痛の緩和が期待できるようになります。
なお、生理痛の原因が月経困難症や子宮内膜症である場合、保険適用によりピルを処方してもらうことができます。生理痛でお悩みの方はお気軽に当院へご相談ください。
月経前症候群(PMS)
生理前の女性ホルモンの急激な変化などにより、自律神経が乱れて下腹部の痛み、ホットフラッシュ(のぼせ)、ほてり、発汗、頭痛、むくみ、めまい、イライラ、うつ症状などの月経前症候群(PMS)が起こることがありますが、ピルを服用することで女性ホルモンが安定して、これらの不快な症状の軽減に繋がる場合があります。
貧血気味
ピルは貧血の治療にも効果を発揮します。ピルを正しく服用することで生理期間が短縮され、月経量が減少するので貧血の改善に繋がります。
生理日を遅らせたい・早めたい
通常、生理は25~38日のサイクルで規則的にやって来ます。これを生理周期と言います。ピルはこの生理周期を一定にし、生理不順を改善させるだけでなく、生理を遅らせたり、早めたりして生理日をコントロールすることも可能です。
試験、旅行、出張、結婚式など、「この日に生理が来るのは避けたい」という場合があるかと思いますが、こうした時、ピルを上手く活用することで生理日をずらせて、大切なスケジュールを快適に、また万全のコンディションで過ごせるようになります。
(※生理日のコントロールについて詳しくはこちら→リンク「月経移動(生理日をずらしたい)」)
ニキビなどの肌トラブル
ピルには「卵胞ホルモン(エストロゲン)」と「黄体ホルモン(プロゲステロン)」という2種類の女性ホルモンが含まれていて、各種ホルモンのバランスを整えてくます。そのため、男性ホルモンによって起こるとされている、ニキビ、肌荒れ、多毛症などの肌トラブルの改善に効果を発揮します。
更年期障害
更年期とは閉経前後の約10年間のことを言い、通常、45~55歳までの期間を指します。この時期には女性ホルモンのバランスが乱れることで、ホットフラッシュ(のぼせ)、ほてり、発汗、動機・息切れ、冷え、頭痛、肩こり、関節痛、イライラ、疲労などの様々な症状が現れますが、ピルを服用することで女性ホルモンが整うようになり、これらのつらい症状の軽減に繋がる場合があります。
婦人科疾患
ピルには排卵を抑える作用があるため、長期にわたって服用することで卵巣がんの予防効果が期待できるとされています。そのほか、子宮体がん、卵巣のう腫、乳腺症などの婦人科疾患の予防にも繋がると言われています。
更年期障害の主な症状
- のぼせ
- ほてり
- 動悸
- 息切れ
- 肩こり
- 腰痛
- 頭痛
- 関節痛
- 筋肉痛
- 排尿障害
- 頻尿
- 耳鳴り
- めまい
- 不眠物
- 忘れ
- 疲労
- 倦怠感
- 不安感
- 集中力低下
- 圧迫感
- 皮膚の痒み
- 蟻走感
- 視覚過敏
- 吐き気
- 食欲不振
- 冷え性
- 膣炎
など